神戸まつり
茶の間でプロ野球実況を観ていると隣室から顔を出した家内、
「あんた、ことしは神戸まつりに出かけへんの?」と声をかけられた。
そういえばきょうは神戸まつり恒例のパレードが三宮で行われている。去年はあいにくの天気で行かず終いだったがきょうは絶好のお出かけ日和。はっと気づいたが後の祭り。
「あんまり興味なさそうやねぇ。出かける元気がなくなったんやねぇ」とつぶやくのを耳に、
「パレードはもう半分くらい済んどるやろ?」と聞き返すと、別室でテレビみていた彼女
「サンテレビでサンバチームのええ場面が映ってたんよ」と上から目線。
観戦中の試合打線低調でさっぱりの凡戦、試合がいっこうに盛り上がらない。
「それでは!」と業もやし神戸まつりに画面を切り替え。
今しも目に入るは「南京玉すだれ」チームの演技。総勢百人はいようか、一見して老齢のご婦人ばかり揃いも揃って厚化粧、ど派手な冠衣装で玉すだれ両手に歩きながら芸を披露中。画面一杯映ってるがたいそう楽しそう。観ているこちらも陽気になる。
「お年寄りはこうなくっちゃぁ」とばかり。元気なご婦人連に見とれる。
次いで画面に映るはこれまた懐かしき沖縄えいさー踊りのご一行。 大太鼓、小太鼓の音頭よろしく右に左に足ふみながら「えいやーえいやー」のかけ声、合間「ひゅぃーひゅぃー」と風切る口笛、連のなかに少年もいて小太鼓を持ち同じ仕草で踊るも微笑ましい。
かようにしてこのパレード、朝から午後遅くまで延々続き、ときには間延びして冗漫の嫌いあるが、合間に女体艶めかしく踊り狂うサンバチームが出現し目も覚める寸法。息抜きでき楽しいもの。
残念ながらことしは茶の間テレビでお茶を濁した。(2011年5月記)
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私はその「1000万ドル」というのは抽象的、比喩的表現と思っていたのだが、いつかの神戸新聞朝刊でかなり具体的な数値だというのが分かった。




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